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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第8章 癒されたい!恋のバカンス①
荷物を車に乗せたら準備オッケー
ヒロちゃん達は遅れて来るんだって!
しょうがないよね…お店が終わるの真夜中だし……
一緒に乗ってけばいいのに……
それじゃ疲れが取れないからって。
「よし行くか」うん行こう♪……
隣にはサングラスを掛けた鏡也君…
うん、カッコいい!
「見えてますか~鏡也くぅ~ん」
ギリギリまで近付くと─
チュッ!……あっまたぁ~。クスクス
「してほしかったんだろ?」
え~違うよ~でもまぁいいや!
今日は許しちゃう。フフッ
「今日はご機嫌だな」それはそうだよ。
鏡也君と…旅行らしい旅行って初めてだもん。
それにヒロちゃんや洋子さんも一緒だし…
「そんな嬉しいの?」うん嬉し~♪。ギュッ
「アツ、ほら危ないだろ」あ~ごめん。
運転してる鏡也君に思わず抱き付いちゃった。
「葉瑠、嬉しいけど危ないから後でな」
今はこれで我慢して…そう言って手を繋いでくれた。
いいの?…運転の邪魔にならない?
「全然大丈夫」よかった!
「ホテルに着いたら♪プール行こうね鏡也君」
「すぐ泳ぐの?」
あたり前でしょ──クスッ、はいはい。
「葉瑠は泳げるんだっけ?」
「うん。泳げるよ浮き輪があれば─」
そしたら鏡也君が大笑い。
アハハ「それは泳げるとは言わないだろ」
そお?
あっ大変、浮き輪買うの忘れちゃった。
「ホテルにレンタルがあるよ」
そっかじゃぁ良かった。
「もしなかったら俺にずっと捕まってればいいよ……」
「……//」う、うん。
そういう事、さらっと言っちゃうからな鏡也君は……
一瞬想像してちょっと恥ずかしくなったよ。