この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第8章 癒されたい!恋のバカンス①

はぁ~恥ずかしくて顔が熱い。

「ねぇねぇ」……「ねぇってば」チョンチョン──

ん?─え─私の事?あっ!
肩を叩かれ振り向くとさっきブレスレットを探してくれた男の子。

「さっきはありがとう!これ…見つかったの」
「……知ってる」

え?なんで…「さっき見てたから」

鏡也君が手に付けてくれてたのを見てたんだって…おまけに、私が抱きついたのも! アハハ…

「さっきのは彼氏?」
「うんそう」

──残念…
頑張ったんだけどやっぱ…もうムリだよね?──

!?………なに言ってんの学生のくせに。
お姉さんをからかわないで─

「いや俺、25だし─見えない?」

え~うそっ!歳上?見えない見えない。
そうなの?
なんだか話が弾んじゃって、つい立ち話。

「葉瑠」グイッ──キャッ
後ろから腕を引っ張られてよろけちゃう。

鏡也君に抱き止められて顔を見上げた。

「遅いと思ったらなにやってんの」
あのねこの人……ブレスレットを一緒に探してくれた人だよ。

「へぇ~君が……俺・の・彼女・がお世話になったらしいね、ありがとう!2人の大事な物だったから…でも見つかったから」

鏡也君、その言い方はちょっと……
なんかトゲがあるよ。
そしたらその人も負けてはいなかった。

「それは良かった…その大事な物をひ・と・りで探してたから可哀想で…」

なにこれ!二人とも視線を合わせたまま……
「あ、えっと…とにかく見つかったからありがと、じゃね」

「鏡也君行こ!ほらっ、鏡也君ってば…」
強引に手を引っ張ってその場を離れた。

「なんだアイツ、下心で手伝いやがって」
あ~くそっ!ムカつくわ

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ