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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第8章 癒されたい!恋のバカンス①
舌を延ばして吸い付いて、何度も何度も……
深くなるキスに息が弾んでくる。
「ハアハア、鏡也くぅん……」
「花火終わったみたいだな」へ?
……そう言えばいつの間にか音が聞こえない。
イベントも終わってみんな部屋に帰るんだね…
時々通路に賑やかな声が聞こえてくる。
「ここには誰も来ない?」
「さぁどうかな」
え?……いつもはこんな時「大丈夫誰も来ないよ」って言うじゃない。
「俺達がここいるって事は、同じ事考える奴らがいても不思議じゃないだろ?」
そっか!
滅多に人なんて来ないけど鍵が付いてる訳じゃないし急に人が来ることだってあるよね!
そう思ったらちょっと心配になってきた。
「鏡也君お部屋に…ン……ちょっと…アン」
部屋に行こう。って言おうとしたのに私を壁に押し付け耳に唇を押し付ける。
息を吹き掛け舌で耳を刺激する。
「ン……やだ、耳…ダメぇ」
思わず首を竦める……離れようとするけど力が強くてびくともしない。
そのまま首筋にキスされて…鏡也君の唇がゆっくり下がり始めた。
「鏡也君、そこまで……ね?」
チュッ、チュ…「なんで?チュッ」なんでって……
「葉瑠がもっとって言ったんだぞ……俺止まらなくなるって言ったよね」
そうだけど……
鏡也君はワンピースをたくし上げると、指先で太ももを撫で始めた。
ビクッ
首筋に這う舌に気を取られていると…内腿に入り込んだ指が付け根を刺激する…
「アッ~鏡也、く、ん」
背中がゾクゾク……身体が急に火照ってきた!
「ン…ン…ハァ、ハァ」
ソフトなタッチでショーツのクロッチ部分を擦られ、思わず息を飲んだ。