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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第1章 寒くて熱い夜
ガチャン──バタンッ。
ん?あれ玄関で鍵の音─鏡也君?
「ただいま!あ~寒っ」
「あっえ?おかえり、鏡也君…LINEしてって……」
突然ドアが開いて鏡也君がリビングに入ってきた。
一緒に冷たい空気まで部屋に流れ込んできた。
うわっ寒い。
帰って来る前にLINEしてって言ったのに…
急いで夕食を温めなきゃ……
「すぐに用意するから待ってて」
帰ってきたらすぐ食べれるように準備してたのに
えっとシチューの鍋に火を入れて。
カチッ。サラダはOK。サーモンのムニエルとほうれん草のソテーをレンジでチンして……
あとは………
キッチンで慌てて夕食の準備。
バタバタ動き回ってると…
「あっなに?ちょっと…!」
筋肉質な腕にあっという間に引き寄せられた。
「葉瑠…クスッ、いいからこっちおいで」
甘えるようにくっ付いて唇を突き出してくる。
クスッ……もうっ……チュッ……
軽く触れるだけのキス。
待ってね…お腹空いたでしょ?
私もうペコペコ!
「へっ?葉瑠、食べてないの?」
え?うん。だって一緒に食べたいから……
……!?……鏡也君の気まずそうな顔。
もしかして食べてきた?
そういえば、さっきお酒の匂いがした。
「ごめん今日音楽教室の日で…あれ俺、今朝言わなかったっけ?」
「聞いたっけ?」
……なんだそうなの?
だからこんなに遅かったんだ。
教室がある時はいつも反省会するから家では食べないんだけど…
言われたかな?
聞き逃したのかな。
仕方ない…
じゃ鏡也君には先にお風呂に入ってもらって、私はお茶漬けでいいや。
ん?あれ玄関で鍵の音─鏡也君?
「ただいま!あ~寒っ」
「あっえ?おかえり、鏡也君…LINEしてって……」
突然ドアが開いて鏡也君がリビングに入ってきた。
一緒に冷たい空気まで部屋に流れ込んできた。
うわっ寒い。
帰って来る前にLINEしてって言ったのに…
急いで夕食を温めなきゃ……
「すぐに用意するから待ってて」
帰ってきたらすぐ食べれるように準備してたのに
えっとシチューの鍋に火を入れて。
カチッ。サラダはOK。サーモンのムニエルとほうれん草のソテーをレンジでチンして……
あとは………
キッチンで慌てて夕食の準備。
バタバタ動き回ってると…
「あっなに?ちょっと…!」
筋肉質な腕にあっという間に引き寄せられた。
「葉瑠…クスッ、いいからこっちおいで」
甘えるようにくっ付いて唇を突き出してくる。
クスッ……もうっ……チュッ……
軽く触れるだけのキス。
待ってね…お腹空いたでしょ?
私もうペコペコ!
「へっ?葉瑠、食べてないの?」
え?うん。だって一緒に食べたいから……
……!?……鏡也君の気まずそうな顔。
もしかして食べてきた?
そういえば、さっきお酒の匂いがした。
「ごめん今日音楽教室の日で…あれ俺、今朝言わなかったっけ?」
「聞いたっけ?」
……なんだそうなの?
だからこんなに遅かったんだ。
教室がある時はいつも反省会するから家では食べないんだけど…
言われたかな?
聞き逃したのかな。
仕方ない…
じゃ鏡也君には先にお風呂に入ってもらって、私はお茶漬けでいいや。