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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第1章 寒くて熱い夜
「鏡也君お風呂入って…私はその間に食べちゃうから」
ギュッ……「葉瑠ごめん!」
あっいいよ、怒ってるわけじゃないから──
「俺がうっかりして言うの忘れたんだきっと」
「ごめんな一緒に食べよ、俺にも少し頂戴」
「でも食べてきたんでしょ…いいよ無理しなくて」
「ムリじゃないよ、食べたくなったの」
私が食べないで待ってたから気を使って言ってるんでしょ?
でもこんな時間に食べたら太っちゃうんじゃない?
「太らないようにあとでいっぱい運動しようね」
え?アハハハ──
鏡也君が言う運動って──
言いたいことだけ言ってすぐに腰を引き寄せる、そしてお構いなしに私の下半身に自分の身体を押し付けてくるんだから──
んっ、ちょっと─そこグリグリ押し付けないで…
「クスッ…葉瑠、なに赤くなってんの?」
赤くなんて、なってないでしょ…
「それとも先に運動する?」ブンブン
ニヤけた顔してなに言ってんの─
だめっ!ご飯食べるの。
お腹空いてるんだから私
「ヒャッ…ぁっ、手、冷たい…やめて」
突然、バジャマの下に手を入れて素肌を撫で廻してきた!
「あ~葉瑠、あったかい外すげ~寒いんだよ」
「っめたっぃ、から──」
鏡也君の手があまりにも冷たくて…私は背筋を伸ばしたままジッと我慢。
背中の手の冷たさに漸く慣れたころ
「あれ準備いいね……ブラしてないんだ」
「お、風呂…入ったから」
なんだ入っちゃったの?って!コクン
「コラッ、ダメだって」
鏡也君の手が前に回って柔らかな膨らみを優しく撫で廻してきた。
「ふっぅ、ぅ~」