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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第11章 最強のライバル

アイツなんかやらかしたか?

「ちょっと困った事が」

あ~暴れてるとか?
男だからそのくらいの方がいいんじゃね~の
元気でいいじゃん!

「暴れてるって言うか……その」

なんだよハッキリ言えよ。

あっ、うん…あのね…………
「最近、変な遊びを覚えちゃったみたいで…」

変な遊びって……なに?


「えっと~英美ちゃんが寝転んでると上に乗っかって腰を振るような格好をするんだって」

「はあ?………」
葉瑠が俺を見て苦笑い。アハハ─

それって、もしかして──!─あれか?

コクン「たぶん…あの時の私達のマネだよね」

「──いや~それは─なんとも//」アハハ─

マジか?
大人にはそう見えても蒼士には違う意味の遊びなのかもしれないけど。


──英美ちゃんがね?
そろそろ蒼くんを保育園に預けて働こうって考えてたみたいなんだけど─

これじゃ恥ずかしくて預けられないって─
「鏡也君…どうしよ」
どうしよう…ったって!

俺らのせい?


蒼士のやつ、葉瑠の顔を見たらべったりで抱きついたりキスまでしたらしい!

あいつ、チビッ子のクセに…
1回シメなきゃいけね~な!

でね。英美ちゃんが─
〝もしかして─夜、見られちゃったかな〟って!

そう言うから、なんて答えていいか困っちゃった

え?───あ~なるほど
英美ちゃんと真司が─見られたんだろ?
だったら…そうなんだよきっと。

「英美ちゃんが言うなら…そうなんじゃね?」

小さな子供がいれば隣で……なんて普通にあるんじゃないか?
そうだよきっと、俺らは関係ないよ!

「葉瑠……そう言うことにしとこ」
「そ、そうだね」

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