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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第15章 小さな嘘
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カタン………ゴソゴソ
ん?、小さな物音………ガサガサ…それに人の気配。
遠かった意識が徐々に覚醒する。
ぱっ!ン……葉瑠?…さっきから何してるの?
眼が覚めると…クローゼットを物色する葉瑠の後ろ姿が眼に入った
着替えて出掛けようとしてんだな?
「どこ行くの?」
「ヒャッ!」ゴトン─
あ、悪い!
急に声を掛けたから驚かせちゃったみたいだ。
手から何かが転がった!
「…やだ、もうビックリしたでしょ~」
「ごめん」
そんなに驚くなんで思わなくて─
なんかゴソゴソしてるから思わず声が出てたわ……
「うるさかった?起こしちゃったね?」
いや、ちょうど起きたとこだからいいんだけど……洋服を抱えてどこに行こうっていうの?
足下にはバッグが転がってる。
「あっ、えっといろいろ見たいものがあって、鏡也君まだ起きないし1人で行って来ようかなって…」
葉瑠の言葉で何気なく時計を確認…
え?もう昼過ぎてんじゃん。
俺そんな寝てたの…
毎日残業で寝不足だったから…
でもお陰でスッキリした。
「鏡也君…せっかくの休みなんだからお家でゆっくりしててい~よ」
いや、これだけ寝たら十分だよ。
そんなに気を使わなくていいのに葉瑠はひとりで出掛けるつもりらしい。
「行くよ一緒に、そんなに急いで行かなくてもいいんだろ?」
待っててくれたら支度するけど……
「何を見に行くの?欲しい物がある?」
「うん、洋子さんとヒロちゃんのお祝いでしょ~あとクリスマスプレゼントをね……」
クリスマスプレゼント?
誰にあげるわけ?
カタン………ゴソゴソ
ん?、小さな物音………ガサガサ…それに人の気配。
遠かった意識が徐々に覚醒する。
ぱっ!ン……葉瑠?…さっきから何してるの?
眼が覚めると…クローゼットを物色する葉瑠の後ろ姿が眼に入った
着替えて出掛けようとしてんだな?
「どこ行くの?」
「ヒャッ!」ゴトン─
あ、悪い!
急に声を掛けたから驚かせちゃったみたいだ。
手から何かが転がった!
「…やだ、もうビックリしたでしょ~」
「ごめん」
そんなに驚くなんで思わなくて─
なんかゴソゴソしてるから思わず声が出てたわ……
「うるさかった?起こしちゃったね?」
いや、ちょうど起きたとこだからいいんだけど……洋服を抱えてどこに行こうっていうの?
足下にはバッグが転がってる。
「あっ、えっといろいろ見たいものがあって、鏡也君まだ起きないし1人で行って来ようかなって…」
葉瑠の言葉で何気なく時計を確認…
え?もう昼過ぎてんじゃん。
俺そんな寝てたの…
毎日残業で寝不足だったから…
でもお陰でスッキリした。
「鏡也君…せっかくの休みなんだからお家でゆっくりしててい~よ」
いや、これだけ寝たら十分だよ。
そんなに気を使わなくていいのに葉瑠はひとりで出掛けるつもりらしい。
「行くよ一緒に、そんなに急いで行かなくてもいいんだろ?」
待っててくれたら支度するけど……
「何を見に行くの?欲しい物がある?」
「うん、洋子さんとヒロちゃんのお祝いでしょ~あとクリスマスプレゼントをね……」
クリスマスプレゼント?
誰にあげるわけ?