この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第15章 小さな嘘

「蒼くんでしょ~後は…お父さんとお母さんにも買おうと思って!……」

ふ~ん!え、それだけ?
おいおい……マジで言ってんの?
近くにもっと大切な人がいるだろ。

「俺にはないの?」
「あ!忘れてた」
はあ?─冗談だよな─

「ウフフ、ほんとに忘れてたの、ごめんね」
うそつけ、葉瑠が俺のを忘れるわけないじゃん!

「鏡也君もほしいの?」
「ほしい」

「ウフッ、じゃ何がいい?」
そんなの聞かなくてもわかるだろ?

「葉瑠がいい「だめ、私以外にして!」

俺の答えを予想してたんだな…すぐに言葉を遮られた。
「私はいつでもあげられるでしょ?」

へぇ~、それはいいこと聞いた。
いつでもいいんだ…

グイッ──キャッ「じゃ今欲しい」
腕を引っ張ると、当たり前だけどバランスを崩した葉瑠が俺の胸に飛び込んできた。

そのまま抱きしめると焦ったように手足をバタつかせる…

面白いから、身体を押さえて首筋にキスしてみた。

「キャハ─こらっダメだよ!出掛けるんだってば~」
いいじゃん、ちょっとくらい!

ンッンンンン……クスッ、

葉瑠のダメはいいってことだろ?
舌を絡めて身体を撫でればその気になるくせに

「早く行かないと、時間無くなっちゃう」
「ん?他にもまだ買うの?」

クスッ「やっぱり忘れてる」

へ?葉瑠は呆れたように笑ってる。
なにか約束したんだっけ……

「ごめん…なんだっけ?」

「ほらっ今年は太郎君達にもプレゼントするって言ったでしょ!お兄さんに聞いてくれた?」

あ、そうか!──
一緒に見に行こうって俺が言ったんだ!

マズいなどうしよ。
「ごめん忘れてた」

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ