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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第16章 胸騒ぎのワケ

ハァ~ハァ、葉瑠ぅ
「鏡也君、気持ちぃ、イキそ」

俺も……ふつふつと込み上げる射精感。

背中が浮くほど身体を反らし、悶え続ける葉瑠の腰を掴んでラストスパート。

バシッ、バシッ……バシッバシッ
「アツ、アツ、アツ、アツ、あ~ンンンン…」

「はる、イクよ……いい?、イクよ」
コクコク……

肉片のぶつかり合う音……
小刻みに震えながら鳴き喘ぐ葉瑠の声が部屋中に響く。

バシッバシッ、バシッバシッ、パンパンパンパン


……でる……うっ、っぅふっ、あっ!

ハァハァハァハァ

葉瑠は身体を震わせながら絶頂。

俺は葉瑠の身体に白濁の体液をぶちまけ……そこに折り重なるように倒れ込んだ。

「「ハァハァ、ハァハァ」」

声を出すのも怠くて……
暫く無言のまま抱き合っていた。


「葉瑠?……大丈夫か?」
コクン……

葉瑠に声を掛けたのはだいぶ時間が経ってからだけど……まだ喋れないか。

頭を抱き寄せて頬ずりすると小さく微笑んでくれた。

クス……
夢中になりすぎて激しくなったから心配したけど
良かった葉瑠が壊れてなくて……チュッ!

「きょう、やくんっ……」ん?
「やり、すぎ……動けない」

うん確かに……ごめん。

どれくらい愛し合ってたんだろうな俺達
ふと時計を確認………すると………

え?
「凄いな…そりゃ疲れるわけだ、もう朝になるよ」
「え、うそ!」
まだ外は暗いから気付かなかった。

部屋には脱ぎ捨てられた下着が散乱……
いやらしい匂いも充満してる。

冬だって言うのに、二人ともこんなに汗かいて
俺達の身体から出たヤラしい体液と唾液で身体中ベトベトになっていた。

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