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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

今…益田家はお兄さんの転勤話でそれどこじゃないんだよ。……なんて、お母さんには言えないけど

「2人で何か話したりしてるの?…クスッ」

だいぶ前に少しだけね…
鏡也君は…春になったらって言ってたけど…

でも……今はとても考えられないよ。
これからどうなるかも分かんないし…

「まだ何も…」
「ま~2人とも呑気ね。いいわお母さんが鏡也君と話すから、とにかくお正月に2人でいらっしゃい」

「う~ん、でも鏡也君は…忙しいから…」

「お正月くらい休めるでしょ?」
さぁ~どうだろ。聞いてないけど

「今居るんでしょ?鏡也君に代わってよ」
お母さんから話すから代われって……

いないよ、仕事だもん。

はぁ~!
「葉瑠?……鏡也君となんかあったの?」
え、なんで?

「ため息ついてたわよ、なんか変ね元気もないし…」
お母さんは凄いな私の変化にすぐ気づいて…

昨日までの事をお母さんに話したら笑うかな?
でも、それで鏡也君が叱られたら可哀想。

「風邪引いちゃったみたい、頭が痛くて」

「そうなの大丈夫?ごめんね長くなって、じゃ寝てちょうだい」

「…じゃそろそろ切るわよ」
え、ちょっと待って。

〝あ、それと1つ言っとくけど〟
な、なに?お母さん…

「気を使いすぎて、言いたい事も言えないようじゃ長く続かないわよ……我慢してストレス溜めるより喧嘩してスッキリする方が良くない?」

…それはそうだけど……!

「じゃそう言うことで、鏡也君に宜しくね」
「あっ、お母さん」ブチッ……ツーツー

あっ!切られちゃった……

お母さんには分かるのかな?
私達になにかあったって…

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