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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
…………//
「ほらっ、来たよタクシー」
あ~良かった!
漸くタクシーを捕まえて乗り込んだ。
モゾモゾ……「葉瑠、なにしてんの?」
ん?ううん、別に。
ちょっとショーツが……気持ち悪いけど
鏡也君にバレないようにしなくちゃ。
クククッ「やっぱりパンツが濡れてて気持ち悪いんだろ、脱げば良かったのに」
嫌だよ寒いのに!
それに、なんでここでそんな話するのよ。
〝運転手さんに聞こえちゃうでしょ?〟
アハハ、〝悪い悪い〟…
〝でも濡れたパンツ履いてるのも寒いだろ?〟
「ぅ、るさい」アハハ
さっきから歩き方が変だって笑われて…
誰のせいだと思ってんの!
まったくもう……「あ、葉瑠ほらっ見てみ」
え?、あっ!
暫くするとタクシーは大通りのイルミネーションに差し掛かる。
行く時は憂鬱な気分で眺めてたのに…不思議だね…
クスッ…今は凄く素敵に見える。
「何が可笑しいの?」
「…ん?なんか嬉しいなぁ~って…」
だって…1時間前までは不安で仕方なかったのに、タクシーからだけど、こうして鏡也君とイルミネーションを眺めるなんて嘘みたい。
どこでも欲情する困った人だけど
やっぱり私は鏡也君じゃなきゃ…嫌だもん。
でも、それは鏡也君には内緒。
また調子に乗ると困るから……
うふふ
鏡也君の腕に抱きついて頬をスリ寄せると、私の頭を引き寄せ肩に凭れさせてくれた。
そのままなんとなく鏡也君を見上げたんだけど…
私をチラッと見るだけで澄ました顔してるの。
駅のトイレの中とは大違い。
さっきは「我慢できない」とか言ってたくせに…
ウフフ…
「なに?」
「ん?、ううん…なんでもない」
「ほらっ、来たよタクシー」
あ~良かった!
漸くタクシーを捕まえて乗り込んだ。
モゾモゾ……「葉瑠、なにしてんの?」
ん?ううん、別に。
ちょっとショーツが……気持ち悪いけど
鏡也君にバレないようにしなくちゃ。
クククッ「やっぱりパンツが濡れてて気持ち悪いんだろ、脱げば良かったのに」
嫌だよ寒いのに!
それに、なんでここでそんな話するのよ。
〝運転手さんに聞こえちゃうでしょ?〟
アハハ、〝悪い悪い〟…
〝でも濡れたパンツ履いてるのも寒いだろ?〟
「ぅ、るさい」アハハ
さっきから歩き方が変だって笑われて…
誰のせいだと思ってんの!
まったくもう……「あ、葉瑠ほらっ見てみ」
え?、あっ!
暫くするとタクシーは大通りのイルミネーションに差し掛かる。
行く時は憂鬱な気分で眺めてたのに…不思議だね…
クスッ…今は凄く素敵に見える。
「何が可笑しいの?」
「…ん?なんか嬉しいなぁ~って…」
だって…1時間前までは不安で仕方なかったのに、タクシーからだけど、こうして鏡也君とイルミネーションを眺めるなんて嘘みたい。
どこでも欲情する困った人だけど
やっぱり私は鏡也君じゃなきゃ…嫌だもん。
でも、それは鏡也君には内緒。
また調子に乗ると困るから……
うふふ
鏡也君の腕に抱きついて頬をスリ寄せると、私の頭を引き寄せ肩に凭れさせてくれた。
そのままなんとなく鏡也君を見上げたんだけど…
私をチラッと見るだけで澄ました顔してるの。
駅のトイレの中とは大違い。
さっきは「我慢できない」とか言ってたくせに…
ウフフ…
「なに?」
「ん?、ううん…なんでもない」