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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

「鏡也君、寝よっか?」

大人しくしなきゃまた叱られちゃう。
ホントはまだ寝たくないけど……
鏡也君も眠そうだし静かにしなきゃ

ん?、なのに…
鏡也君が身体を起こして被さってきた。

「……眠いんじゃなかったの?」
「眠かったさ、クスッ…なのに葉瑠が起こすから…」
ごめんね

じゃ、もう眠くないのかな?
今日は嬉しくて…
鏡也君が来るなんて思わなかったし、いろんな話もしたいじゃない?

私はすっかり眼が覚めて、寝るのが勿体ない。

「葉瑠……静かに出来る?……ん?」
うん出来る。

鏡也君は片肘を付いて私の顔を暫く眺めると
髪を撫でたり指で唇をなぞったりして…

それから静かに唇を重ねてきた…
「ぅん、クチュ…は、ぅっ」クスッ……

僅かな隙間から舌が入って私の舌を追い掛けてくる。

自分の息遣いが今日は凄くヤらしく感じちゃう
「ふぅ~あぁ、んっ、ぅ」

「ん!ヤッ」シー。静かに
だって、耳にキスなんてするから

─静かにして─コクン

そしたら今度はパジャマのボタンを外して胸を揉みあげてきた。

「んっ!鏡也くんっ…ふぅぅ」
「ん、クスッ…どした?」

「なんか変な気分、息が…上がっちゃう」
「俺も…」

自分が興奮してるのがわかる。
真っ暗な部屋のベッドに2人でくっ付いてるだけでも変な気分なのに…
部屋の外からは物音ひとつ聞こえない!

小さな吐息でさえ、お母さんの部屋に聞こえちゃうんじゃないかと思うほど

〝お、母さん…寝た…かな?あぅ、はぁ〟
〝ん?─寝たよきっと〟

「ん、あ~」シー!静かに。

だって!

鏡也君が乳首を舐めるから…

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