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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

「帰ったらさ、二人で買いに行こ…結婚指輪」

え、結婚指輪?…
買いに、行くの?

「ってかさ……そもそも結婚指輪ってプレゼントするもんなのか分かんないんだけど、他に浮かばなくて…」

暗くてよく顔は見えないけど…
きっと照れくさいんだね、私をギュッと抱きしめてくれる。

「いらないなんて言わないよな?」
ブンブン…言うわけないでしょ?

「ほしい……欲しい欲しい」
「じゃ、行こうな?」ウンウン

「あ、でもさ、俺……今すげ~酔ってるから、もし忘れてたら言ってな!」

「じゃ動画撮るから、もう1回言って」

忘れた時のために残しとこ。
携帯なら枕元に置いてあるし…
うん、そうしよう!

スマホを取ろうと手を延ばしたのに腕を掴まれ押さえ込まれた。
あ、やだ離してよ!

「ダメ~♪…動画撮って残しとくつもりだろ?そんな恥ずかしい事しませ~ん」

「え~いいじゃな~い」
もし忘れたらこれ見て思い出してもらうんだから

「ね?いいでしょ?手、離してってば…フフフ」
「やだね~♪擽るぞ、ホラホラ、いいのか?」

コチョコチョ、キャハハ、
「あ~やったなぁ~」
私だって…お返し、鏡也君の脇腹を…ツンツン

「コラ、やめろ!ハハハハ」

布団の中でスマホの取り合い。
2人ともここが実家だってことをすっかり忘れてた。

ドンッ。
「うるさいわよ2人とも!早く寝なさい」
「「…あっ」」

そうだ…ここはお家じゃなかった!
お母さんに怒られちゃった。

「鏡也君のせいで怒られちゃったでしょ~」
「いや葉瑠がしょうもないことするから」
クスッ……
クスクス、シー、静かに!

は~い♪

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