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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

〝はぁ~葉瑠…凄い、締まる…気持ちいぃ〟
待って、だめだってば……!これ以上は。
押し退けようとしたって力は入らないし言葉も出てこない。
抵抗出来ないまま鏡也君は動き出そうとする!
ギシッ、ギシッギシッ
〝ダメだって〟
鏡也君が動けばベッドが軋む。
いくら声を抑えたってこれじゃバレバレ
〝クソッ、待って〟
私は鏡也君に引きずられ絨毯の上に寝かされた。
〝ねぇ、今日はもうやめよ?〟
気になってこれじゃ集中出来ないから…
明日帰るんだしお家に帰ってからにしようよ?
ねぇってば!
グチュグチュググチュッ……「うっ、ぅんん、はぁ」
私の言葉もお構いなしに鏡也君の反り返る塊は私の奥深くを刺激する。
「んっ、もうっ、んん、あぁん」
〝葉瑠、静かにしないとお母さん起きちゃうぞ〟
ん~んっ、意地悪……!
ガチャン!……え?今、玄関で音、しなかった?
〝静かに!弟君が帰って来たんだよ、友達と出掛けたから〟
カズ?……やだ、カズの部屋、隣なのに
〝鏡也君抜いて〟
シー!動くな。
ミシッ、ミシッ、ミシッ
カズが階段を上がってくる。
私達は重なったまま息を潜めて足音に集中した。
バタン……ドサツ!
部屋の前を通りカズは自分の部屋に入っていった。
クスッ…〝危なかったな〟
うん!ビックリした。
鏡也君は私に被さっまま余裕の笑みを浮かべてる。
さすがにこれじゃ鏡也君も諦めるはず
〝鏡也君もういいでしょ?どいて〟
〝なんで?〟
え、だって!
隣の部屋にはカズがいるんだよ?
古いお家だから小さな物音だって聞こえちゃうの。

