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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

〝大丈夫だって!イビキ掻いて寝てるよ〟
耳を済ませば確かにそれらしき音はしてるけど…
でもこっちの部屋の物音で起きちゃうかもしれないから
〝うっ、やっ…っ、ンンッ、コラッ…ダメ〟
時々鏡也君が不意を付いて腰を動かすから、その度にピリリと快感が走る。
「葉瑠が声出さなきゃ聞こえないよ、酒飲んで友達と大騒ぎしてきたんだ、起きないさ」
うん、でも……あ、待って!
〝んっ、ンンッ、はぁ、っ〟
もう、鏡也君ったら……
言いたいことだけ言ったら私の頭を固定して唇を甘噛み。
キスしながら胸を揉んだり…私に考える隙さえも与えず次々に仕掛けてくる。
〝んっ、はぁ、アンッ…〟
ダメって言ってるのに…とどめとばかりに片足を抱えて突いてくる。
「……んっ、あっ、ん、んん、」
「こんな中途半端なままで我慢出来んの?…ほらっ、キュッて締めつけて離さないのは葉瑠の方だよ」
そんなこと……
「どうする?そんなに嫌ならやめるけど」
「………//」
ズルいよそんな言い方して。
それは私だって…でも気になっちゃう。
返事に困っていると
「…じゃ今日は止めよ……」……!?
抱えた足を離して今度は私の中から出ようとする。
「待って……」なに?
「……激しく、しなぃなら」
「しないよ優しくするから…心配すんな…」
不思議だね!
鏡也君に言われると…いいかなって思っちゃう!
「絶対だよ?」
「わかってる」
ほら、これくらいなら平気だろ?って
ゆっくりなストロークで私を攻め立てる…
〝はぅっ、んっ、……〟
必死な鏡也君に根負け…
身体と心を奪われてすっかりその気にさせられた。

