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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第23章 あ~ぁ拗ねちゃった♪
ん─
何となく視界のすみに視線を感じて振り返ると…
知らない男と眼が合った。
ずっとこっちを見てるよな。
最初は気にして無かったんだけど…
何か気になって振り向くとやっぱりソイツと目が合って、その度に眼を逸らす……
まただ─なんだっつぅ~んだよ─
「なんだ?アイツ」
「なに、どうしたの?」
あ~そうか!
葉瑠が隣にいるから…
こんな可愛い彼女がいて羨ましいか?
男2人で初詣って……可哀想に。
「あ、山田くんだ!─山田くぅ~ん♪」
はあ? 知り合い?
葉瑠がソイツに手なんて振って─
「鏡也君ちょっと待ってて」
あ、おい!
チッ、なんだよ!
わざわざ人混みをぬってソイツんとに行くって…
すぐに戻っては来たけどさ、随分と仲良さそうに喋ってたじゃん。
「ごめんね…あの人同級生なの」
同級生?ふ~ん。
「なに話してきたわけ」
「昨日の事!遅くまで盛り上がったんだって」
へ~!──昨日?
「同窓会の2次会、みんなはカラオケ行ったから」
同窓会?
俺、聞いてないけど。
「友達と集まるって─同窓会だったの?」
「そうだよ─え?」
「知ってて迎えに来たんじゃないの?」
「いや知らない…」
葉瑠に電話しても出ないから英美ちゃんに連絡しただけ。で、もう解散するって言うから迎えに行ったんだけど─
友達と会うとしか聞いてなかったけど
俺に黙って同窓会行ってたんだな。
へ~それは、さぞ楽しかっただろうね…
横目でチラッと葉瑠を見ると─苦笑い。
アハハ
「言ったら心配するでしょ?」
そりゃそうさ。
信用はしてるけど黙ってたってのが気に入らない。
何となく視界のすみに視線を感じて振り返ると…
知らない男と眼が合った。
ずっとこっちを見てるよな。
最初は気にして無かったんだけど…
何か気になって振り向くとやっぱりソイツと目が合って、その度に眼を逸らす……
まただ─なんだっつぅ~んだよ─
「なんだ?アイツ」
「なに、どうしたの?」
あ~そうか!
葉瑠が隣にいるから…
こんな可愛い彼女がいて羨ましいか?
男2人で初詣って……可哀想に。
「あ、山田くんだ!─山田くぅ~ん♪」
はあ? 知り合い?
葉瑠がソイツに手なんて振って─
「鏡也君ちょっと待ってて」
あ、おい!
チッ、なんだよ!
わざわざ人混みをぬってソイツんとに行くって…
すぐに戻っては来たけどさ、随分と仲良さそうに喋ってたじゃん。
「ごめんね…あの人同級生なの」
同級生?ふ~ん。
「なに話してきたわけ」
「昨日の事!遅くまで盛り上がったんだって」
へ~!──昨日?
「同窓会の2次会、みんなはカラオケ行ったから」
同窓会?
俺、聞いてないけど。
「友達と集まるって─同窓会だったの?」
「そうだよ─え?」
「知ってて迎えに来たんじゃないの?」
「いや知らない…」
葉瑠に電話しても出ないから英美ちゃんに連絡しただけ。で、もう解散するって言うから迎えに行ったんだけど─
友達と会うとしか聞いてなかったけど
俺に黙って同窓会行ってたんだな。
へ~それは、さぞ楽しかっただろうね…
横目でチラッと葉瑠を見ると─苦笑い。
アハハ
「言ったら心配するでしょ?」
そりゃそうさ。
信用はしてるけど黙ってたってのが気に入らない。