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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束
──//
ドサッ………
「葉瑠、フッ─大丈夫?…」チュッ

ハァハァ、ハァハァ──ゴクッ、ハァハァ

大丈夫じゃないよ!こんな朝早くから…
時間がないって言ったくせに
こんなギリギリまで…

ベッドに横たわる私の胸元に吸い付いて
〝葉瑠があんな声出すから…〟
チュゥゥゥゥー
「ついた」

もう疲れて抵抗する気力もない。

時間大丈夫なの?

「あ、やべっ!風呂入ってくる。飯はいいから葉瑠は寝てな」


鏡也君に言われてベッドで余韻に浸っていたけど…

こんなんじゃダメだね。

怠い身体を起こして立ち上がった。
あ~もう、ふらふらする。
それに身体が重くてしょうがない

やっぱり寝てようか……いやダメダメ。

私は後でゆっくり寝ればいいんだから─

早くしなきゃ─
鏡也君がお風呂から出てきちゃう。


──//
おにぎり握って海苔巻いて
バタン─え、早っ!急がなきゃ。

「葉瑠ぅ~行ってくる」

「あ~鏡也君、待って」

玄関でおにぎりを手渡した。
急いで作ったから、ちょっと形は悪いけど

「え…作ってくれたの?」うん

時間がある時に食べてね。
ごめんねこんなんで…
明日からちゃんと作るから

「はるぅ…ありがと」うん!

そんなに嬉しかったの?
鏡也君が私を抱きしめようとする。

「鏡也くん時間」
「あ、いけね、行ってくる」
うん、行ってらっしゃい。

バタン──

はぁ~!

おにぎりくらいで凄く感動されちゃって
相当期待されてなかったんだね……私って!

あ~なんだか凄く疲れた。
ダメだやっぱり怠くていられない─

なんだろ、この怠さは
ちょっと横になろ!

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