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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第25章 幸せの予感
:*:・'°
遅いなぁ!…今日だよね?

お母さんと電話で話した日からもうすぐ1ヶ月
この時期はインフルエンザも流行って病院は大忙し─

で、漸く今日来る事になって、待ってるんだけど
お昼過ぎに来る予定がもう夕方。

迷子にでもなったかな?


ピンポ~ン
あ、来た!……「は~い」

「遅かったじゃないお母さん」
「それがね?ウフフ─乗り過ごしちゃったのよ」

お母さんったら、呑気に笑ってる。
だから迎えに行くって言ったのに─
久しぶりの東京だからぶらぶらしながら来るって聞かないんだもの。

「でも楽しかったわよ─」
なら良かったけど!

な、なによ…お母さん。私の顔に何かついてる?
ジーっと私を見て─

「葉瑠……また風邪ひいたの?顔が赤いけど」

顔を見てズバリと言い当てる。

やっぱり凄いね、うちのお母さんは…
声のトーンでもいつもと違うのが分かるんだって。
(母親と看護師…何年やってると思ってるの?)

それくらいは誰でも分かるって笑われた。

風邪ってわけじゃないけど
微熱が少し…でも…元気だよ!

「葉瑠、あなた…もしかして……」え、なに。

一歩…また一歩…
口を押さえてお母さんが後ずさり
なによ!なんで離れてくの─

「インフルじゃないでしょうね?」
え、インフル…エンザ?…違う、と思う…けど

「お母さんに移ったら困るのよ」

ひどいな…違うから!

確かにテレビでは、毎日インフルエンザ大流行ってニュースをやってるしお母さんの病院でも患者さんが増えてるらしいけど─

でも大丈夫だよ!
お母さんの影響で出掛ける時はマスクしてるし
手洗いうがいもちゃんとしてるから

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