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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第25章 幸せの予感

──//
マズイな!
今日も帰るのは日付が変わってからになりそうだ。
昨日だって結局なかなか終わらなくて─帰った時には葉瑠は寝てるし─
わざわざ起こすのも可哀想でそのまま
ゆっくり会話する処の話じゃなくて、下手すりゃ明日も仕事になる。
もう明日だぞ、結婚式─
いくらナイトウェディングだからってさすがに式の当日まで仕事じゃ葉瑠が可愛そうだ。
何としても終わらせなきゃ!
葉瑠には後で謝ろう。
***──
「もしもし葉瑠?」
「あ、お母さん」
お母さんから連絡が来た。
明日の予定と確認だって!
「そっちには午前中に着くように行くから」
うん、分かった!
気を付けて来てね。
「体調はどうなの?」
「うん、相変わらず怠くて疲れやすいけど昼間は横になれるし大丈夫だよ」
「明日大丈夫かしらね」
そんなに心配しなくて大丈夫。
気合いで乗りきるよ!
「ねぇお母さん、お父さんやっぱり怒ってる?」
「怒るわけないじゃない…もうね、それは覚悟してたみたいよ」
〝楽しみにしてるみたい〟
ホントに?良かった。
「ところで、鏡也君はどうだった?」
「え、うん、それが…まだ」え?
「言ってないの?」
うん!─
「鏡也君忙しいんだよ」
元々、3月いっぱいはスケジュールが詰まってたのに急いで式を挙げる事になったから
会社にも迷惑掛けないように今頑張ってて
毎日帰りも遅いしゆっくり話をしてる時間がないの─
仕事なんだから仕方ないよ…
「いいよ式が終わってからでも」
全部終わったら話するから
それまではお母さんには黙っててもらお
お父さんにもよく言っとかなきゃ!
マズイな!
今日も帰るのは日付が変わってからになりそうだ。
昨日だって結局なかなか終わらなくて─帰った時には葉瑠は寝てるし─
わざわざ起こすのも可哀想でそのまま
ゆっくり会話する処の話じゃなくて、下手すりゃ明日も仕事になる。
もう明日だぞ、結婚式─
いくらナイトウェディングだからってさすがに式の当日まで仕事じゃ葉瑠が可愛そうだ。
何としても終わらせなきゃ!
葉瑠には後で謝ろう。
***──
「もしもし葉瑠?」
「あ、お母さん」
お母さんから連絡が来た。
明日の予定と確認だって!
「そっちには午前中に着くように行くから」
うん、分かった!
気を付けて来てね。
「体調はどうなの?」
「うん、相変わらず怠くて疲れやすいけど昼間は横になれるし大丈夫だよ」
「明日大丈夫かしらね」
そんなに心配しなくて大丈夫。
気合いで乗りきるよ!
「ねぇお母さん、お父さんやっぱり怒ってる?」
「怒るわけないじゃない…もうね、それは覚悟してたみたいよ」
〝楽しみにしてるみたい〟
ホントに?良かった。
「ところで、鏡也君はどうだった?」
「え、うん、それが…まだ」え?
「言ってないの?」
うん!─
「鏡也君忙しいんだよ」
元々、3月いっぱいはスケジュールが詰まってたのに急いで式を挙げる事になったから
会社にも迷惑掛けないように今頑張ってて
毎日帰りも遅いしゆっくり話をしてる時間がないの─
仕事なんだから仕方ないよ…
「いいよ式が終わってからでも」
全部終わったら話するから
それまではお母さんには黙っててもらお
お父さんにもよく言っとかなきゃ!

