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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第27章 愛しい君に送る100万回のキス
.:*:・'°:*
『とても綺麗ですよ』
ありがとうございます。
すべての支度を終えた私にスタッフさんが声を掛けてくれた。
後は本番を迎えるだけ。
鏡の前の自分に……ちょっと緊張!
『新郎様をお呼びしますね』
あ、はい……お願いします!
鏡也君、私を見て何て言うかな?
ガチャ─「葉瑠ぅ?……ぁ…」来た。
ドアの隙間から鏡也君が顔を出した…
でも、ナゼか入って来ないの。
─どうしたの?
鏡也君─何か言って。
なんで黙ってるの?
傍に来てよ。
私が手を延ばして漸く歩き出す。
「……似合わない?」
ブンブン
「へ?いや…違う、似合うよ…今ドキッとして何も言えなかった」
ホント?
良かった。2人で決めたドレスだもん似合ってくれなきゃ困っちゃう!
鏡也君が近づいて手を握ってくれる。
「葉瑠……凄く綺麗だよ」
ありがとう。
鏡也君も素敵よ。
いつもカッコいいけど今日は特にね…
「葉瑠?」
「…なに?」
「緊張してる?…手が冷たいし震えてる」
「うん、そうなの」
式の事考えると、どうしても緊張しちゃって。
すると、鏡也君が優しくハグしてくれる
「大丈夫、俺がいる」
うん、そうだね。
「葉瑠?あの……今、ここでキスしたら怒る?」
クスッ……私もね、今同じ事思ってたの。
─けど
「…口紅が取れちゃう」
「あ~そっか」
「でも─頬っぺならいいよ─」
「じゃ今はそれで我慢するか」クスッ…うん。
鏡也君が肩を掴んで近付いてくる
顔を傾けて頬っぺまであと数センチ…
ガチャ─ん?
その時
突然ドアが開いて誰かが入ってきた。
『とても綺麗ですよ』
ありがとうございます。
すべての支度を終えた私にスタッフさんが声を掛けてくれた。
後は本番を迎えるだけ。
鏡の前の自分に……ちょっと緊張!
『新郎様をお呼びしますね』
あ、はい……お願いします!
鏡也君、私を見て何て言うかな?
ガチャ─「葉瑠ぅ?……ぁ…」来た。
ドアの隙間から鏡也君が顔を出した…
でも、ナゼか入って来ないの。
─どうしたの?
鏡也君─何か言って。
なんで黙ってるの?
傍に来てよ。
私が手を延ばして漸く歩き出す。
「……似合わない?」
ブンブン
「へ?いや…違う、似合うよ…今ドキッとして何も言えなかった」
ホント?
良かった。2人で決めたドレスだもん似合ってくれなきゃ困っちゃう!
鏡也君が近づいて手を握ってくれる。
「葉瑠……凄く綺麗だよ」
ありがとう。
鏡也君も素敵よ。
いつもカッコいいけど今日は特にね…
「葉瑠?」
「…なに?」
「緊張してる?…手が冷たいし震えてる」
「うん、そうなの」
式の事考えると、どうしても緊張しちゃって。
すると、鏡也君が優しくハグしてくれる
「大丈夫、俺がいる」
うん、そうだね。
「葉瑠?あの……今、ここでキスしたら怒る?」
クスッ……私もね、今同じ事思ってたの。
─けど
「…口紅が取れちゃう」
「あ~そっか」
「でも─頬っぺならいいよ─」
「じゃ今はそれで我慢するか」クスッ…うん。
鏡也君が肩を掴んで近付いてくる
顔を傾けて頬っぺまであと数センチ…
ガチャ─ん?
その時
突然ドアが開いて誰かが入ってきた。