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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第28章 番外編…バレちゃった!

ガチャ……
「おい鏡也」
「おう、お疲れ…上手くいったか?」
「…お前って奴は…何で俺らに言わないんだよ?」
は、なにが?
何の話?─
営業の外回りから戻った同僚二人の第一声がそれ…
俺、何かしたっけ?
「なんだよいったい」
二人ともにやけた顔で─俺の肩を叩いてくる。
「アポの時間が変更になってさ、時間調節でコンビニ寄ったら、こんなの見つけちゃたんだけど」
バサッ……
デスクの上に置かれたのは、一冊の雑誌
なんだよ、それ!──へ?
え?……
「これ葉瑠ちゃんだろ?」
「………なんで、え?」どういう事?
『ブライダル特集』
ちょっと待った!
確か洋子さんが結婚式の写真を使うとは言ってたけど…こんなの聞いてね~ぞ。
表紙にはウェディングドレスに身を包み、にこやかに微笑む葉瑠の姿
こんなのいつ撮った?……
式で着たドレスじゃないし、俺こんなの見たことないけど─どういう事だ?…
「鏡也の嫁さんは美人だってみんな言ってたぞ」
「え?─それはどうも?!─ぇ─みんな?」
「楽団のメンバーとか……今日はショップ回りもしたからみんなに宣伝しといてやったぞ」
「はあぁぁあ~?」
営業先で話のネタにするなよ。
余計な事を……
「しかし…お前ら夫婦は、どんだけ自分に自信があるんだよ?よく恥ずかしくないなこんなの」
同僚の言葉が頭の中でこだまする。
ぇ、それって……
「─ぇ─ちょ、貸せ」
「あ、おい……」
同僚の手元にある雑誌を奪ってページをめくると、あ──
なんだよこれ、
誓いのキスの写真まで……
ブライダル特集にこんなの必要あるか?
やられた!洋子さんだ。
「おい鏡也」
「おう、お疲れ…上手くいったか?」
「…お前って奴は…何で俺らに言わないんだよ?」
は、なにが?
何の話?─
営業の外回りから戻った同僚二人の第一声がそれ…
俺、何かしたっけ?
「なんだよいったい」
二人ともにやけた顔で─俺の肩を叩いてくる。
「アポの時間が変更になってさ、時間調節でコンビニ寄ったら、こんなの見つけちゃたんだけど」
バサッ……
デスクの上に置かれたのは、一冊の雑誌
なんだよ、それ!──へ?
え?……
「これ葉瑠ちゃんだろ?」
「………なんで、え?」どういう事?
『ブライダル特集』
ちょっと待った!
確か洋子さんが結婚式の写真を使うとは言ってたけど…こんなの聞いてね~ぞ。
表紙にはウェディングドレスに身を包み、にこやかに微笑む葉瑠の姿
こんなのいつ撮った?……
式で着たドレスじゃないし、俺こんなの見たことないけど─どういう事だ?…
「鏡也の嫁さんは美人だってみんな言ってたぞ」
「え?─それはどうも?!─ぇ─みんな?」
「楽団のメンバーとか……今日はショップ回りもしたからみんなに宣伝しといてやったぞ」
「はあぁぁあ~?」
営業先で話のネタにするなよ。
余計な事を……
「しかし…お前ら夫婦は、どんだけ自分に自信があるんだよ?よく恥ずかしくないなこんなの」
同僚の言葉が頭の中でこだまする。
ぇ、それって……
「─ぇ─ちょ、貸せ」
「あ、おい……」
同僚の手元にある雑誌を奪ってページをめくると、あ──
なんだよこれ、
誓いのキスの写真まで……
ブライダル特集にこんなの必要あるか?
やられた!洋子さんだ。

