この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第28章 番外編…バレちゃった!

──//
仕事も私生活もやっと落ち着いてきたとこなのに
例のブライダル特集のせいで─
今日は着信やメールがひっきりなし…
早く帰りたいけど、文句のひとつも言ってやらなきゃ気が収まらない。
バタン、カランカラン──
「いらっしゃ……あら、もう来ちゃったの?」
ドアを開けるとカウンターにいる洋子さんと眼が合った。
もう俺が来た理由が分かってるみたいだな…
なら話は早い。
ツカツカツカ
俺は洋子さんの元へ真っ直ぐに向かう。
「洋子さん、これ…どういう事?」
バサッ─
「ま~座りなさいよ、ビールでいいわね?」
いや、飲みに来たんじゃないから…
「鏡也、そこに立ってられると邪魔なんだよ座れ」
グッ……あ~もう!なんだよこの夫婦は…
ドカッ──
わざとデカイ音を立てて座ってやった。
「クスッ……鏡也、仕事…落ち着いたのか?」
「…………」
「……おっ、シカトか?」ククッ
うっさい、笑うな!
「はい、どうぞ」
ご機嫌を伺うように目の前に生ビールを置いて、隣に腰掛ける洋子さん!
「飲まないの?」
─あ~くそっ!
ゴクッゴクッ、ハァ─
並々と注がれたビールを一気に煽ってグラスを置いた。
コト─よし
「洋子さん、ブライダル特集の写真なんだけど」
「あれいいでしょ?凄く評判がいいみたいよ…」
「その事なんだけど…」
「葉瑠ちゃんにお願いして正解だったわね」
「あんなのいつ撮ったのさ……」
「葉瑠ちゃん…綺麗に撮れてたでしょ?」
え─
それはそうさ、なんせ葉瑠は元が良いんだから!
って言うか─さっきからよく喋るな!
俺が話そうとしたってお構い無し…
仕事も私生活もやっと落ち着いてきたとこなのに
例のブライダル特集のせいで─
今日は着信やメールがひっきりなし…
早く帰りたいけど、文句のひとつも言ってやらなきゃ気が収まらない。
バタン、カランカラン──
「いらっしゃ……あら、もう来ちゃったの?」
ドアを開けるとカウンターにいる洋子さんと眼が合った。
もう俺が来た理由が分かってるみたいだな…
なら話は早い。
ツカツカツカ
俺は洋子さんの元へ真っ直ぐに向かう。
「洋子さん、これ…どういう事?」
バサッ─
「ま~座りなさいよ、ビールでいいわね?」
いや、飲みに来たんじゃないから…
「鏡也、そこに立ってられると邪魔なんだよ座れ」
グッ……あ~もう!なんだよこの夫婦は…
ドカッ──
わざとデカイ音を立てて座ってやった。
「クスッ……鏡也、仕事…落ち着いたのか?」
「…………」
「……おっ、シカトか?」ククッ
うっさい、笑うな!
「はい、どうぞ」
ご機嫌を伺うように目の前に生ビールを置いて、隣に腰掛ける洋子さん!
「飲まないの?」
─あ~くそっ!
ゴクッゴクッ、ハァ─
並々と注がれたビールを一気に煽ってグラスを置いた。
コト─よし
「洋子さん、ブライダル特集の写真なんだけど」
「あれいいでしょ?凄く評判がいいみたいよ…」
「その事なんだけど…」
「葉瑠ちゃんにお願いして正解だったわね」
「あんなのいつ撮ったのさ……」
「葉瑠ちゃん…綺麗に撮れてたでしょ?」
え─
それはそうさ、なんせ葉瑠は元が良いんだから!
って言うか─さっきからよく喋るな!
俺が話そうとしたってお構い無し…

