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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。
「アッアッ、あ~きょ、うや、くっ」
「葉瑠、はる、イキそ?」
身体が痺れておかしくなる。
ダメ、もうっ、イッちゃ…ぅ…
俺もイキそ!
ペシッペシッペシッ─パンパンパン─パンパンパンパン、
「葉瑠イクよ、いい?イクよ」
コクコク
「ンッンッ、アッアッ、あ~あっ、んんンンン」
うっ!、あっ~あっあっあっぁぁぁ
二人とも絶頂を迎えて崩れ落ちた。
濡れたシーツの上がひんやりとするけど…重なりあったまま二人とも動けなくて─暫く荒い息を吐き続けた。
「大丈夫か?」コクコク…
まだ…息が弾んで話は出来ないけど大丈夫。
ぼんやり鏡也君を見て眼で合図。
鏡也君が…私の身体を引き寄せ腕枕してくれる。
「なぁ葉瑠?俺、月曜からまた挨拶回りやら忙しくて帰り遅くなるかもしんないけど大丈夫か?」
うん!大丈夫。
ここなら知り合いもいるし─もし寂しくなったらヒロちゃんとこ行くから大丈夫。
そしたら帰り迎えに来てね。
「そりゃ行くけどさあ~、でも毎日はダメ。2週間に1回くらいなら許してやる」
「え~なんでぇ?」
「なんでもだよ」
なんで2週間なの?
ヒロちゃんの所ならもっと行っても良くない?
そしたら鏡也君が小さな声でブツブツ。
(いくらヒロちゃんに洋子さんがいても、しょっちゅう行ってて…葉瑠に乗り換えられたら困るんだよ)
(昨日のヒロちゃんの顔ときたら…葉瑠を見てニコニコ。鼻の下なんか伸びちゃってキモイっつうんだよ)
え?なに鏡也君…なんて言ったの?
「あっいや何でもない。けど毎日はダメだから」
分かったよ!
「よし、おりこうだ」