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秘恋~ヒメコイ~
第9章 #8
「そうなんだ」


「今日、花火を見たら思い出しちゃって……ごめんなさい。泣いたりして」


「謝ることないよ。気にするな」


助手席に座る私の手に重ねられた、水沢さんの手。



「ひとりで大丈夫か?」


「………大丈夫ですよ」



水沢さんの手に力がこもる。



「あの……」



「一人でいない方がいい時もある。今日の秋月がそうだと思ったんだけど……って、俺がお前を一人にしておけないだけなんだけど」



そう言って苦笑した。




「そばに……いてくれますか?」



その言葉は自然と私の口からこぼれていて、また涙が溢れてしまった。



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