この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘恋~ヒメコイ~
第3章 #2
信号が赤になり、車がとまる。


前を向いていた直輝が私の顔をじっと見た。



スッピンだったことを思い出して、慌てて顔を手で覆う。



「お前は髪が長くなったところ以外、変わってねーな。別に隠す必要ないだろ」

「………あれから何年経ってると思ってるの?スッピンさらけ出せる歳じゃないよ」

「その顔の方がお前らしいけどな」

「……………」



今度は私が言い返せない。


── ” 私らしい ” か。

女はメイクしたり着飾ったりして、自分を偽って生きてるのかもしれない。

そうじゃないと、やってけないのよ。男には分かんないだろうけどね……。



「……送ってくれてありがとう」

「ああ。じゃあな」


直輝の車を見送った後、一人暮らしの部屋に帰った。
/110ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ