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秘恋~ヒメコイ~
第2章 #1
祐介は昔から私たちのムードメーカーだ。
「それは俺たちのセリフだろ?」
圭吾がははっと笑う。
「まぁまぁ。でもホントこうして皆で集まるのは久しぶりだよな。花村の七回忌以来だから5年ぶり?」
「早いよな。3月には十三回忌なんて」
圭吾が目を伏せる。
「もうそんなに経つのか……」
祐介が小さく呟いて……しんみりとした空気が流れた。
他のテーブルからお声がかかって、祐介と柚希は席を離れた。
テーブルには、私と直輝と圭吾の3人。
「楓と春日はよく会ってたんだ?」
「うん。でも最近は仕事でバタバタしててなかなか会ってなかったんだけどね」
「まさかあいつらがそのまま結婚するとはな」
「ね」
「楓はいないの?そういう相手」
「いない、いない」
私は顔の前で大きく手を振った。
私と圭吾はお酒を飲みながら、お互いの近況を話した。
「それは俺たちのセリフだろ?」
圭吾がははっと笑う。
「まぁまぁ。でもホントこうして皆で集まるのは久しぶりだよな。花村の七回忌以来だから5年ぶり?」
「早いよな。3月には十三回忌なんて」
圭吾が目を伏せる。
「もうそんなに経つのか……」
祐介が小さく呟いて……しんみりとした空気が流れた。
他のテーブルからお声がかかって、祐介と柚希は席を離れた。
テーブルには、私と直輝と圭吾の3人。
「楓と春日はよく会ってたんだ?」
「うん。でも最近は仕事でバタバタしててなかなか会ってなかったんだけどね」
「まさかあいつらがそのまま結婚するとはな」
「ね」
「楓はいないの?そういう相手」
「いない、いない」
私は顔の前で大きく手を振った。
私と圭吾はお酒を飲みながら、お互いの近況を話した。