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秘恋~ヒメコイ~
第2章 #1
「直輝……なんで喋んないの?私たちの話、ちゃんと聞いてる?」
「……聞いてるよ。お前、酒が入ると絡む癖、未だに直ってないんだな」
「はぁ?私がいつ絡んだのよ」
「今、俺に絡んでる。タチわりーな」
直輝がそっぽを向いてお酒を一気に飲み干した。
「……直輝こそ口が悪いのまだ直んないの?そんなことで会社でやっていけてんの?」
私も負けじとお酒を呷る。
「……楓。瀬戸、会社辞めたんだよ」
………は?辞めた?
圭吾は直輝が会社を辞めて、自分の店を持ったことを教えてくれた。
しかも、もう1年も前に。
確かに、圭吾と直輝に会うのは久しぶりだけど…。
そんな話聞いてない。
祐介と柚希は知っていたんだろうか。
「なんで辞めたの?」
「………」
……なによ。私には話せないってわけ?
その後は、直輝に負けじとお酒を飲んだ。
「……聞いてるよ。お前、酒が入ると絡む癖、未だに直ってないんだな」
「はぁ?私がいつ絡んだのよ」
「今、俺に絡んでる。タチわりーな」
直輝がそっぽを向いてお酒を一気に飲み干した。
「……直輝こそ口が悪いのまだ直んないの?そんなことで会社でやっていけてんの?」
私も負けじとお酒を呷る。
「……楓。瀬戸、会社辞めたんだよ」
………は?辞めた?
圭吾は直輝が会社を辞めて、自分の店を持ったことを教えてくれた。
しかも、もう1年も前に。
確かに、圭吾と直輝に会うのは久しぶりだけど…。
そんな話聞いてない。
祐介と柚希は知っていたんだろうか。
「なんで辞めたの?」
「………」
……なによ。私には話せないってわけ?
その後は、直輝に負けじとお酒を飲んだ。