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秘恋~ヒメコイ~
第5章 #4
「……………」
「なに考えてる?」
「なにって、あまりの展開の早さに頭がついていかないんです……」
尊敬できる上司 ──。
そう思っていた人からの、まさかのプロポーズ…。
「そっか。まぁそうだよな。俺のこと恋愛の対象には見てなかっただろうし」
「はい」
…全くその通りです。
「だから、結婚とかそういう ───」
「ストップ!今、この場で断るのはなし!」
「え?」
「俺のことそういう対象で見て、それから答えを出して欲しい」
「はぁ……」
「じゃあ、そういうことで」
「……はい」
「もう1杯飲む?」
「いただきます」
恋人として…結婚相手として。
水沢さんを愛することが出来るんだろうか ──。
わからない……。
私は水沢さんの横顔をそっと見つめた。
「なに考えてる?」
「なにって、あまりの展開の早さに頭がついていかないんです……」
尊敬できる上司 ──。
そう思っていた人からの、まさかのプロポーズ…。
「そっか。まぁそうだよな。俺のこと恋愛の対象には見てなかっただろうし」
「はい」
…全くその通りです。
「だから、結婚とかそういう ───」
「ストップ!今、この場で断るのはなし!」
「え?」
「俺のことそういう対象で見て、それから答えを出して欲しい」
「はぁ……」
「じゃあ、そういうことで」
「……はい」
「もう1杯飲む?」
「いただきます」
恋人として…結婚相手として。
水沢さんを愛することが出来るんだろうか ──。
わからない……。
私は水沢さんの横顔をそっと見つめた。