この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘恋~ヒメコイ~
第6章 #5
「あー……いや、なんとなく」

明らかにしまった!という顔。


直輝と違って美月ちゃんはすぐ顔に出てしまうタイプらしい。


「水沢さん…スミマセン」


「気にしないで」水沢さんが笑う。


「水沢さん、いつもお一人で……女性と一緒なのって初めてだから」


「なんかものすごーく寂しいやつみたいだな」


「そんなことないですけど…この間、恋人はいないけど好きな人はいるって話してたし…きっと楓さんだ!と思って」


水沢さんと美月ちゃんの会話を聞きてはいたけれど、私の意識は直輝の方にいっていた。


こっちの会話がもしかしたら聞こえている……かも。


そのくらいの微妙な距離 ──。


他のお客さんの相手をしていた直輝がこっちを見た。


「美月!遅い!」

「そんな遅くないでしょ」



美月ちゃんに一声かけて追い払うと、「水沢さん、いらっしゃい」と私には目もくれず水沢さんだけに挨拶をした。
/110ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ