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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第6章 遠藤との噂と心配の夜
「少し興味あるかな‥
こういうのってした事ないから、断り切れなかった‥‥
ちょっとだけ憧れていたのかも‥仕事終わって同僚と出るって‥‥‥」
「それで普通‥
私だとて社員時代は出ていたよ、数は多くはなかったが‥‥」
「普通なんだよね?」
「ああ・・
そう思うのが普通‥
美紀は我慢のし過ぎだからね、もう少し自由に予定を入れても良いんだよ?」
私の代理という制限で、美紀のアフターは殆ど屋敷に直帰り‥
毎日‥とは言えないが、こうしてたまに抜けても、全然構わないというのに‥‥
「こういうの桜以来‥
米国はあまり付き合いってしていなかったし、夏に桜と喫茶店で会ったのが最後かな?
どんな場所に行くのか、凄く気になるの」
「一時帰国の時に会っていたね、あれから彼女は?」
「今はメールくらい‥
桜も忙しくって、会う暇も無し」
「EAホテルは、そこまで過密シフトだったかな?
本社からだと丁度街の中心地に近いのだし、色々興味を引く場所が多いからね、それこそ遅くなったらEAホテルに泊まれば良い事」
都心部から少し離れたこの場所でも、中心地となればそれなりの商業施設が揃っている‥
それこそ深夜‥いや朝まで遊べる程の充実振り。
「桜は、マネージャークラスに昇格したくて、猛勉強中‥みたい‥
本社近くの街って、車で通るだけで歩いた事は無いの、学生時代もあっちには殆ど行かなかったから」
「だとしたら、ゆっくり眺めてくれば良いよ‥
意外に面白そうな店とかもあるから、街歩きには丁度良い」
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