この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第6章 遠藤との噂と心配の夜



こういう事を考えながらの通勤って、凄く早く感じる‥


考えが纏まらない内に、屋敷に到着しちゃって‥
いざ、紀永を目の前にしてしまうと、どうやって切り出そうとか考え込み、なかなか言葉が出て来ないって事無い?


私は夕食中で、紀永はリビングで雑誌を読んでいて、距離が少し離れているってのもあるけれど‥‥



「・・・
ねぇ‥‥紀永‥‥‥」


「ん?
どうしたんだい??」


紀永の仕事を手伝うのも約束‥
だから、言うのを躊躇ってしまうのかも?



「うーんと‥‥‥」


「??」


やっぱり、言葉足らずで躊躇ったのがバレたのか、紀永の方がリビングから、私の居るダイニングの方にやって来た。



「なにか困り事??」


「なんて言ったら良いのかな?
・・・今週末‥会長室の方の仕事‥‥抜けちゃ駄目かな??」


とうとう言っちゃった‥



「不都合でも?」


「そうじゃ‥
ただ、同僚に誘われて、仕事終わってから何処かに行こうって事になっちゃって‥
あっ、同僚って女性だよ、システム課のサポートの人」


「・・・
良いのではないのかい?
美紀はあまり同僚との付き合いをしていないようだし‥
週末とはっきり分かっているなら、会長室の方はどうにでもなる、だから気にしないで遊びに行っておいで??」


「良いの??」


意外にアッサリ承諾する紀永に、私の方がビックリ‥‥



「付き合いも仕事の内‥かな?
そもそも、私の手伝いのせいで、時間を取られてしまっているのだし、事前に日にちが分かっているのなら、私が処理するか振り替えるくらいは可能‥
少しは付き合いの方に目を向けないとね」



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ