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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第8章 順風満帆なのだけど‥



「・・・・・」


"バフッ!"


部屋に籠もって、風呂に浸かり過ぎて少しのぼせ気味‥
あまりに考え過ぎたとも言うけど‥‥


だって‥直接紀永になんか聞けない‥
近親婚を悪習と言っていた紀永には‥‥



(そういえば‥見せて貰った系図‥‥)


前に一通りの、早乙女外戚の系図は見せて貰った‥
それを思い出せば、確かに外戚同士や、本筋と外戚の婚姻が多かったと思う。



(そういう家系だったんだ早乙女って‥‥)


だから早乙女財閥と呼ばれる、巨大な権力を持つ一族‥
そして、会長職は早乙女内だけど世襲制じゃ無く能力主義。


とはいえ、大概は本家直系らしい‥
直系は秀才肌が多いらしくって、能力的には何の問題も無く会長職を引き継いでいる。



(この手は葉山さんだよね)


第2秘書で、早乙女会長専属の弁護士葉山裕樹‥
元々葉山さんが第1秘書だったくらい、紀永との付き合いが長く、弁護士として早乙女関連には精通してる。



「・・・
起きてるかな?」


だいふのぼせも収まったし、入社前に教えて貰った、葉山さんの個人携帯に連絡を入れて見る事に‥‥



「・・・・・」


『はい‥どうかなさいましたか美紀様?』


「葉山さん‥少し時間を取れますか?」


『構いません‥
着替えましたら、美紀様の部屋に伺います』


「あっ!葉山さん!!
私の方が別棟に向かうから!
ちょっと‥こっちじゃ聞きにくい事なので・・」


『しかし‥‥
分かりました、別棟の共有スペースでお待ちしています』


「ありがとう、直ぐ向かいます!」


スマホを切って部屋を飛び出す‥
普段は殆ど入らない、従業員用の別棟に向かって‥‥


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