この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第8章 順風満帆なのだけど‥



紀永の本音・・・


遠藤さんの一件から、紀永は自身の本音を語る‥


多分紀永も揺れている、本来在るべき親子関係と、今の恋人同士の関係に‥‥



「・・・
なにも知らず、ずっと紀永のモノだったら良かったのに‥現実は上手くいかないね‥
遠藤さんやオリバーさん、それに朔夜叔父様に本社内‥早乙女関係と米国が複雑に絡み合って、私と紀永を離そうとする」


「オリバーと米国‥‥」


これ‥紀永に言っていいのかな?


でも紀永が本音を言っているんだから、私の方が隠す訳にもいかない。



「米国政府が将来有望のオリバーさんを、こうも簡単に離すと思う?
向こうの思惑は、オリバーさんを使って私を米国に引き込む事‥
米国で一番信用していたオリバーさんなら、私を捕まえ婚姻させられるんじゃないか‥これが政府がオリバーさんの来日を許可した理由‥‥
遠藤さんとの婚約者の噂も、米国オリバーさんの思惑も、みんな私の意志を無視して勝手なんだから・・」


1つ良かった事は、遠藤さんもオリバーさんも、思惑通りには動く気が無いって事‥
だから私はこうして自由で居られる。



「オリバーのボディーガードの裏には、そんな思惑があったのか‥
美紀は知っていて契約を‥‥」


「だってオリバーさん、思惑を逆利用して日本に来る気だもの‥
勿論政府からの圧力も無視して、好きなようにやりたいんだって‥‥」


「彼がね‥
もう少し計算高いと思っていたよ」


「言う気は無かったんだけど、こうも紀永の本音を聞いたら、隠すのが辛くなったのかな?
私の結婚話は物じゃ無い、私は私の意志で選ぶよ‥結婚をしないで紀永とずっと一緒に居るのも、1つの選択肢だと思ってる」


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ