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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第8章 順風満帆なのだけど‥
「公平な人だよね、堀之内部長って‥
熊谷部長は‥少し堅いかな?」
「よく見てる‥
堀之内は昔からあんな感じ、早乙女として入社した私にも、分け隔ては無かった‥
部長職のままというのが惜しいが、生粋のプログラマーで動かせないのだよ」
「紀永‥信用してる」
「そうだね、信用しているよ堀之内だからね」
多分‥倉原に次いで蟠りの無い人物、それが堀之内‥
会う事は無くなってしまったが、システム課に堀之内と倉原が居る限り、間違いは起こらないと信用している・・・
「で紀永‥
何時まで抱き締めているつもり?」
「どうしようかね?
このままベッドに連れ込もうかい?」
「へっ?
むっ‥無理っ、明日早いの!!」
「くすっ‥
何時も通り、ただ眠るだけで構わないよ私は?」
「っっ‥‥紀永ー」
反論しようと振り向いた美紀を捕まえ、素早くキス・・
「んっ‥‥」
「明日早いのだろう?」
「・・・意地悪」
こういう時は、素直に拗ねた顔を見せる‥
表情豊か‥これも美紀の魅力の1つ‥‥
とはいえ、最近はこんな表情は外ではしない‥
何時の間にか分けた公私の感情、Little Witchをやった事が大きかったか?
「意地悪では無いのだがね?」
「・・・
キスだけで良いから‥もっと・・」
「相変わらず、美紀はおねだり上手だ‥」
美紀の腰に手を回し、今度は本格的にキスを繰り返す‥
積極的に絡まる美紀の舌を上手く受け止め、私の方も追い討ちを仕掛けて‥‥
流石にキスだけで、後は手を出さなかったが・・・
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