この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第10章 ホテルで鉢合わせ?



「そういえば、彼女はこのホテルだったね‥
行っておいで?」


「でも・・・」


「私は先に上に行っているから、ゆっくり話してくれば良い・・」


そう言って、私を置いてエレベーターに乗って行ってしまったし‥
こうなったら、言われた通りに桜に話掛けるしかない。


エレベーターとは反対方向、硝子張りの壁に邪魔にならないように並んでいる、他の従業員と一緒にいる桜の元へ歩く。



「・・・
久しぶり・・・桜・・・」


「あっ・・えーと・・・」


話すなとでも言われたのかな、桜の方は慌てた様子‥
それに話した途端、チーフマネージャーらしき人が、私の前に躍り出た。



「お嬢様、彼女が何か不手際でも!?
小西は少々落ち着かないところがありまして‥‥」


「何か勘違いしているようですが‥
桜‥小西さんとは、私が10代からの親友です‥‥
私が親友に話し掛けるのもいけませんか?」


「し‥親友‥
お嬢様と‥‥‥」


唖然としているチーフマネージャーを置いて、私は桜の腕を引き、フロント近くから連れ出した・・・




「はぁ‥びっくりしたぁー
美紀凄いね」


「何が??」


桜から聞いて、この時間人が殆ど来ないというラウンジ‥
うん、誰も居なくて良いかも‥‥



「すっかり早乙女のお嬢様だよね・・」


「桜‥今更でしょう?
前から知ってるくせに‥」


「でもさ、いざ見せ付けられたらさ‥
やっぱり別世界の人なんだって‥‥」


こんな消極的なの‥桜らしくないよ‥‥



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ