この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第10章 ホテルで鉢合わせ?



遠藤さん、朔夜叔父様と立て続けにあったせいか、私が早乙女じゃ無かったらって、つい考えてしまった。


多分、倉原のままだったら、誰も見向きもしなかったんじゃないか‥
本当に1社員で、此処まで高見を目指そうなんて、思わなかったんじゃないか。



(やだ、久しぶりの後ろ向きだ私・・)


後ろ向きはしない、前を向いて歩く‥
それは私自身が決めた事、でもこの決めた事によって、私は心のトラウマを見逃してしまう結果にもなったけど。



「・・・・・・」


キラキラ光る夜景を見ながら、思い悩む‥
ずっと悩む暇すら無かったが故に・・・



「・・・
美紀・・少し考え過ぎではないかい?」


「・・・・・えっ?
・・あっ、ごめんなさい私また・・・」


紀永が居るのに、考え癖に走っちゃった‥
そして、何時の間にか紀永に抱き締められてるし、全然気付かない私って‥‥



「考える事が悪いと、言っているのではないよ‥
ただ美紀の場合は、一度考え出すと何時間でも考えてしまう、それが心配でね・・・」


「うん、何度も言われて分かってる・・」


言われて初めて知った集中癖、気付いてからはやらないようにと、注意しているのに、こういう予想もしなかった出来事になるとつい・・



「・・・
強制的に断ち切るのなら、この方が早いかな?」


「へ?
・・・んっ‥いきなり・・・」


抱き締められていたから、紀永に簡単にキスされた‥
確かに一番早いよ、だけど紀永にしか出来ないよこれ。



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ