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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第10章 ホテルで鉢合わせ?
「美紀・・・」
「あっ・・・」
駄目‥この雰囲気、逆らえないよ・・
紀永の首に腕を回して、激しくキスを交わす‥
触れ合っていただけの唇から、舌を伸ばして絡めるように‥‥
紀永の舌も伸びて、見える唇の外で絡まる2人の赤い舌‥
初めは舌先で確かめるように、その内に伸ばしている舌全体を使って、絡み合うように‥‥
「んっ‥あぁ‥‥」
「くすっ‥
その気になった?」
「・・・・・紀永」
もう、毎回確信犯!
求めて来る紀永に弱いのを知っているくせに、紀永って本当にこういうの上手過ぎ!!
「・・此処ではね‥
先ほどのリビングに行こうか・・」
「きゃっ‥‥」
何時もの如く、お姫様抱っこをされたんだけど、何故か考えるように止まる紀永‥
なにを考えたの??
「・・・
外出そのままだから、たまには2人で風呂も良いかな?」
「えっ風呂?
紀永と2人で??」
「そう‥嫌かい美紀?」
「い‥嫌じゃ‥‥ない‥‥」
こう言われたら、絶対に逆らえない‥
紀永の方は機嫌良く、私を抱いたまま部屋移動の為に歩くし、私はされるがまま。
でも、紀永と2人で風呂なんて何時振り?
覚えているのは、まだ留学する前の事だよ・・
プライベート用のリビングすらも抜けて、メインベッドルームにあるバスルームまでやって来た。
「流石に下ろしてくれないと‥‥」
「ああそうだね・・」
やっと下ろして貰えたけど、既に脱衣所で逃げ場無し‥
紀永は簡単に服を脱ぎ出したよ、でも私は紀永から後ろを向いてコソコソ‥‥
別の意味で恥ずかしい・・・
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