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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第11章 宴会ってこんなもの
「おいおい、そんなに飲んで大丈夫か?」
「それ‥そのまま返そうかな?
これだから、お母さんが家飲み禁止っていうんだ」
「今それを出すか美紀・・・」
「こんな時じゃないと言えないもの・・・」
一升瓶2本目突入‥
なんだけど私も倉原父も平気顔、私も軽く酔っている程度だし、負ける気も無い。
(勝ったって言ったら、なんて言うかな?)
まだ分からないけど、この調子ならまだまだ飲める‥
倉原父はどうなのかな?
何時の間にか、お酌役の社員さんが1人付いて、私と倉原父のコップが空になったら、注ぎ足す形式‥
なんというかサシ勝負?
そんな感じ‥周りから凄く見られているし‥‥
「それだけ飲んで、誰かになにか言われた事はないのか?」
「うーん・・
あっ、留学中に言われたかも‥
でも、米国の人って凄く飲むじゃない、私だけ言われるのってなんか心外・・」
そう、ホームパーティーの時に、あまりにも飲み過ぎてオリバーさんに愚痴られた。
だってあれは向こうも強かったし、あの場で飲まないのも失礼にあたるから、言われるが儘に飲んだだけ。
「やっぱり言われいるのか‥
それでなにを飲んだんだ?」
「あの時・・・
普通のバーボンストレート、飲めば飲む程に次々出して来るんで‥
私だけじゃなかったけど、なん本空にしたかな?」
「・・冗談抜きで強いなこれは・・」
「じゃないと、此処にドンって座らないよ‥
そして潰すので有名なんだって?
さっき聞いたよ、みんなビクビクしていた」
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