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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ
幾ら探したって穴は無く・・・
昨日の宴会の事を紀永に1から説明・・・
「なるほどね‥
席の近さには気付いていたが、倉原の噂話を逆手に取って美紀が飲むとは‥‥
倉原も愚痴っぽくなったかな?」
「もう早乙女の名前出されるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたのに‥
"誰に似たんだか"とか言い捲り‥そのたびにフォロー大変だったんだよ!」
「くすっ‥
それは大変だったね‥
しかも倉原を寝かすとは‥私よりも酒に強いのではないかい?」
紀永‥最後には耐えきれず笑ってるし‥
私のヒヤヒヤはなんだったのよ・・
「初めて二日酔いになるくらい飲んだのに、強いも弱いも分からないでしょう?
はぁ‥これだったら、メイ大使の話に乗ってパーティーに行った方が良かったかも・・」
「おや?
誘われてはいたんだね」
「からかい半分だけど‥」
「エアハート大使か‥
パーティーで多少助けられたというのかなあれは?
その代わり、美紀のマル秘情報を教えてあげたが‥‥」
「・・・へっ!?
マル秘情報って何!?」
紀永は紀永で、なんて事になっているのー!?
「どうやら自分が選んだドレスを美紀に着せたがっていたから、着させるマル秘テクニック‥かな?」
「・・・嘘・・でしょう・・・」