この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ



複合機を使うのが遅かったせいで、関連書類を付けてプログラムを上げたのは、定時から1時間半後。


このくらいの残業だったらまあ‥
でも、システム課の社員の殆どは、残業しないで帰宅してしまっていて、今残っているのは数人。



(流石ブラックと無縁な会社・・)


定時終了当たり前、残業?なにそれ状態‥
ずっと定時後に会長室で仕事をしていた私としたら、この時間でも早いと思うのにな。



(普通‥なんだよね‥)


漸く終わって帰り支度をしながら、ついつい考えてしまう。


私の方が普通じゃないのは十分理解してるつもり‥
システム課は私の希望だったけど、それだけじゃ紀永に追い付くなんて無理な話だもん、多少の無茶は必要。


紀永のサポート、これが一番なのは分かっている‥
でも1社員からやらないと後々私が辛い、分からないじゃ済まされないから。


取締役員スタートじゃ、一般が分からないまま‥
それじゃなくても、米国でかなり変則的なやり方をしたんだから、基本からやらないと身に付かない事だってあるんだよ。


さっきの社員証のせいか、ちょっと余計な事を思っちゃった‥
気を取り直して、鞄を肩に掛けてシステム課を出ようとしたら・・・



「倉原君・・・」


「はい、なんでしょうか堀之内部長?」


何故か堀之内部長に呼び止められてしまった。



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ