 この作品は18歳未満閲覧禁止です
 この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ

その定食屋は場所は変わらないんだけど、流石に一度建て替えたらしい‥
割とこざっぱりした感じで、サラリーマンには入りやすい感じな雰囲気。
「いらっ‥
おや、まいど‥‥」
「何時もの席で良いか?」
「空いてますよ部長さん」
店に入って‥すっかり常連の雰囲気を醸し出す堀之内部長‥
どれだけ通っているんだろ??
案内‥というか、何時ものと言ったくらい、躊躇い無く窓際のテーブル席に案内された。
「夜の日替わりで良いか?」
「はい‥‥」
部長が注文し、日替わりというだけあって、出て来るのが早い!
私に取れば久々の家庭料理風‥これは付いて来て良かったかも。
「いただきます‥」
一番目を引いた煮魚をパクリ・・
「うわー美味しいです!」
「味は保証すると言っただろ?」
仕事外だからかな?
部長も何時もより気楽な雰囲気‥
ついつい話も箸も進んじゃう。
そんな夕食の中、部長がいきなり話を切り出して来た・・・
「倉原君は不服は無いかい?」
「不服‥ですか?」
「何となくだが、自分の能力を持て余している‥俺にはそう見える」
「持て余して‥
私はそんな風に見えているんですか?」
「もっと能力は上じゃないかと‥
つまらなくないかと思ってしまった」
しっかり見られるんだ。
 

 作品検索
 作品検索 しおりをはさむ
 しおりをはさむ 姉妹サイトリンク 開く
 姉妹サイトリンク 開く


