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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ
「つまらない‥ですか・・・
私はそこまで思ってはいませんけど、もう少し何か無いかとは考えます、もっとスピーディーにこなせたらと常に考えていますね」
「・・・それが倉原君の本音?」
「はい、本当は端末2台でも足りないんです‥
今のところ大人しくしていますけど‥」
話を聞いていた部長は、何故か驚き顔・・
「全く‥うちの部署は猫を被って来るのが多い」
「あまり目立っても‥
色んな意味で悪目立ちしていますし、多少自粛しないと後々の自分の為にはならない、そう思っただけです」
「驚いた、随分前に此処で同じような事を言ったのが居た‥
あっちはサッサと上に行ってしまったが、目的の為に何をしてものし上がる‥そう言っていたな」
「・・・・・」
それ、もしかして紀永‥うんん早乙女会長の事‥
色々話したって言っていたもんね。
でも私と似たような事を言っていたんだ‥なんだか意外・・
「倉原君には目的があるのか?」
「目的ですか?
勿論あります、その為にクラスター本社を選んだんです‥
どうしても追い付きたい人が居るから」
「追い付きたい人?
やはりプログラマー??」
「はいそうです‥
私じゃ追い付くなんて出来ないのかも知れない‥
でも夢は小さいより大きい方が良いと思いませんか?」
「クラスター社でプログラマー‥会長か追い付きたいのは‥
確かに大きな夢だ」