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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ



「ああそうかぁー
車のGPS‥忘れてた・・」


ずっと位置が本社だもん、どうせ紀永の事だからタイムカードは確認済みだと思うし。


うん、たまに慌てさせる為にGPS切ってやる!



「えーと・・・」


運転席のドアを開き、直ぐ横に付いているGPSのコードをブチッ!


どうせ明日屋敷から出る頃には、しっかり戻されてるだろうけど、ちょっとした反抗だもん。



「これで良しっ!」


鞄を助手席に追いやって運転席に乗り込み車を発進‥
絶対に何時もと違うコースで帰るんだから!!








「・・・・今のは?」


倉原君と電話の相手の謎の会話・・・



『うん、言っていた通り本社近くの定食屋‥
凄く美味しかった、通ったって言ってたのが良くわかったもん』


『へっ!?
本社近くだよ大丈夫なの?
もし見付かったら・・』


『大人しく‥
あっ、そういえば夕方ありがとう、私とした事がついうっかり‥
助けてくれなかったら大変な事になってた』


総合すれば、あの定食屋を知っていて通っていた事があり、そして本社近くに来るのは不味いらしい。



「それに最後の‥‥」


夕方と言えば、思い付くのは社員証‥
助けてという言葉、としたらやはりあの社員証に誰かが手を加えた・・



「まさかな・・・」


思い当たる人物は居るが、繋がりがある筈も無い‥
俺だって最後に会ったのは、どれくらい前の話やら。



(一応聞かなかった事にしておくか‥)


何となく静観が一番良い、そう思ってしまう‥
定食屋内での話は考慮には入れるが・・・



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