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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第12章 美紀&紀永のトラウマ
「・・・そんな顔をされるとね・・・」
「え?
・・・あっ・・・」
少し屈んだ紀永からのキス、嫌いじゃないよ‥
紀永を求めたいのは私も同じだから・・
「あまり‥美紀に触れられないからね‥‥
今日はしっかり、私の部屋にお持ち帰りかな?」
「えっ? えぇ―!?」
「くすっ‥
嫌‥かい??」
耳元で・・・
そんな甘く囁かれたら・・・逆らえない・・・
「嫌じゃ‥‥ない‥‥」
「そう?」
「ってまた!!」
簡単に横抱きにされて、私は紀永の私室にお持ち帰りされる事に・・・
「んっはぁ‥‥」
「美紀‥美紀‥‥」
部屋に入って、優しくベッドに下ろされながら、お互いにキスを繰り返す。
紀永とのキスは気持ち良くて好き‥
もっと‥どちらか分からないくらいに、激しく奪って‥‥
「ん‥‥ちゅっっ‥」
「っっ! んん―」
ちゅっと舌に吸い付かれ、それだけで私の身体は快感でピクンと跳ねる‥駄目、身体中の力が抜けそう・・
「くすっ‥
これだけで欲しそうな顔をしているね‥‥」
「・・・意地悪・・・
でも‥もっと・・・」
「ああ・・・」
互いに舌を絡め合って、どちらの唾液が分からなくなるくらい、激しいキスの繰り返し。