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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第13章 裏と書いて工作と読む



「・・・
何時まで女癖が直らないんだお前は?」


五十裏の奴が絡んでいるから、さり気なく止めたんだが・・・


俺と五十裏は所謂仕事仲間、クラスター系では無いが、色々と仕事を持ち込んでいる。



「女癖とは人聞きの悪い、あの有名なLittle Witchに顔を覚えて貰おう‥それだけですよ」


「Little Witchにな‥
お前の方こそ覚えておいた方が良いぞ‥俺からの珍しい忠告だ」


誰かじゃないが、会場の隅で壁の花になり五十裏との会話‥
あまり人に聞かせたくも無い。



「それは早乙女に取って不利益になると?」


「違うな、不利益は一切無い‥
現に今の独自OSにはLittle Witchこと、Witch of the fingertipが関わっている、余計な刺激をするなという意味だが?」


「なるほど、クラスター社としてはLittle Witchと仲良くやりたい、そんな思惑が見え隠れ‥」


「だからこそ、お前に出て来られたら厄介と言っているんだがな」


「それはそれは‥
此処は大人しく引っ込みます‥
こっちは貿易仕事の方の話があるので‥‥」


「本当に仕事で来てたのか?」


「でなければ、米国大使館になんか入れません早乙女社長?」


「・・・・・さっさと行け」


そういえば五十商会は、先代よりかなり手広くやってたな‥
貿易商‥今は手広くないと保たないと言ったところか?



(これでLittle Witchとの会談が無ければ、楽して帰れるんだが‥
さて、何を言えば良いんだか‥‥)


目下の問題は五十裏よりこっちだぞ!?



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