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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第13章 裏と書いて工作と読む
パーティーもそこそこに時間が流れ、別室に通されてからどれくらい時間が経った?
大使館職員の話では、こちらの前に会談が1件入っているらしく、俺の方は後‥これはLittle Witchの選択らしい。
(あのドレス姿を見せたら喜ぶだろうな‥)
誰が?
そんなの1人しか居ないだろう??
その前に、あの一件以来すれ違いばかりで、俺はあの後初めて会うんだ。
(どう‥謝るべきか‥‥)
これの前、悪習云々の時とは訳が違う‥
実際に余計な手を出して、一番最悪な方法を取ってしまったという負い目。
あの一件から、会長室業務は半分に減り、自身がタブレット端末を持つ事で、重役フロアーと階段の確認が可能に。
俺が居なくても、勝手に会談室フロアーに上がれるようになってしまった。
理由は負担軽減と‥俺から離す為‥
それくらいは直ぐに感づいたさ、伊達に長々と組んでる訳じゃ無い。
という理由で、俺は紀永の奴に遠ざけられて、嬢ちゃんと会う事が出来ず現在に至る。
まさか社用で会う事になるとは‥
それも向こうはLittle Witchであって、本名は非公開という事になっている。
これでどう謝れば良い?
"コンコン・・・"
「・・・・・」
大使館職員の先導で、嬢ちゃん‥いやいやLittle Witchが部屋に来た。