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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第4章 システム課ー実力試し
「名前だけの取締役なのに‥‥」
仮にも取締役って事になってるから、取締役全員に回る分は承認が必要なんだって‥
会社って面倒くさい。
今日は数件だし、内容確認は紀永がしているから、承認か拒否かは紀永に任せている‥
今日のところは全部承認で来てる、だったら私もそれに合わせるだけ。
「・・・
承認完了っと・・」
端末書式だから承認も簡単、YESボタン1つで承認され、次に回っていく。
「こっちが本命なんだけど・・
あっ、やっぱりプログラミングが必要なのがあるよ・・・」
私の仕事は、本社内の隠し監視カメラの確認と、紀永から回って来るデーター管理。
ホスト直リンクだから、こっちの方が早い‥
そして、これが終わらないと帰れない、システム課みたいな呑気な事をやっていたら、何時になったら帰れるんだろ??
「・・本気でやろ」
6台の端末‥
複数端末を同時に使えるよ私、米国ではずっとそうしていた。
"カタカタカタカタカタ"
6台を様子を見ながら、チェックとプログラミングを‥
これが私の本当の実力、多数高速プログラミング。
紀永も近い事は出来るけど、6台同時は私しか出来ない技‥
MITの研究室で、泣ける程に依頼が来た成果‥‥必要に迫られたとも言うかな?
システム課じゃ1人1端末だから、見せる事なんて無い‥
伊達や酔狂で、Witch of the fingertipがS級プログラマーと呼ばれいる訳じゃないんだよ本当・・・
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