この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「・・・
無いな‥‥そこまで考えているのなら、これ以上俺が言える事は無い」
「・・・
孫に会ってみたい、その気持ちも分かってはいる‥
・・だが、その判断は娘に任せている、娘が会いたいと思うのなら、娘の方が皇専務の前に顔を出す、私はその程度しか言えない」
「そうか、お嬢さんに一任‥‥」
「数年前まで何1つ知らされていなかったのだ、娘にだって考えたい事だとてあるだろう‥
そう思い、早乙女筋関係は娘の判断に任せてある、頭の悪い子では無い‥いや、才能で言えば私以上、そんな娘に私から言う事は無い、そう思っているまで‥‥」
「完全に早乙女を継いだ、だとすれば心臓疾患もか?」
「いや、こちらに引き取った時に人通り調べたが、虚弱の方は引き継がなかったようだ」
18才の頃に遺伝子レベルで調べた結果、美紀は早乙女の悪い方は全く継いでいない‥
この点だけは、私ですら安心した‥潜在的でも持っていれば、何時発病するか分からないからだ。
「それだけ聞けば十分、俺は待つ方を選ぶとしよう」
「・・・
1つだけ・・
娘は皇専務を嫌ってはいない、それだけは言っておくよ」
多少手の内を明かしたが、皇は納得したよう‥
敵に回れば面倒な皇だが、味方でいる内は美紀の強力な後ろ盾になりえる・・・