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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第4章 システム課ー実力試し



「もう少しで終わります‥
プログラミングして差し返しですから、そこまで時間は掛からないんです」


「一般的には?」


「うーん‥‥
どれくらい‥の前に、このOS基本は一般社員では手を出せない筈‥
出来るのは、派生ソフト部分だけで、大元のこの部分はロックが掛かっていて、見る事も出来ない‥と思いましたけど?」


「ああ‥
特許商標を取ってある物だから、開示は禁止されている‥
という事は、今手掛けいるのはそれか・・」


「はい・・
手が出せるのは、KIEIとWitch of the fingertipの2人だけなので、どうしても必要なんです」


クラスター内で、このプログラムに手を出せるのは、私と紀永の2人だけ。


だから、こういうプログラムが来る‥
これは仕方無いもん。



「・・・
送信完了・・
後は端末ロックをしたら終わりです」


次々と初期画面に戻し、端末ロックをして電源を落とす‥
これで今日の仕事は全て終わり、やっぱりシステム課より会長室の方が、やりがいがある。


とは言え‥向こうは向こうで‥‥


試されているのは分かっているけど、もう少しやり方ってあるとは思う。



「少しお疲れ顔だぞ?
やっぱり仕事量が多いんじゃないか??」


「仕事的には何も‥
問題は‥別なのかな?」


「はぁー‥
少し小耳程度には聞こえて来ている‥
新入社員として急に入ったのに、いきなりの正式配属‥一部やっかんでいる連中が居るってな」


「それ‥会長も知っているんですか?」


あまり‥紀永には知られたくない・・・



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