この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第16章 早乙女美紀と倉原美紀



「それは良かった、彼女の手作りを食べれるのも後少しだから‥」


えっ?


後少しって‥どういう事!?



「なんで‥
後少しって‥‥」


「美紀には言っていなかったね‥
新島君は、今月いっぱいで早乙女邸を出るそうだ」


「う‥‥そ‥‥」


ゆーさん‥私にひと言も‥‥



「自分で店を持つ、そう言っている‥
急な理由は私も聞いてはいないが、彼女ならば店を持っても何ら不思議では無い」


「・・・・・」


日本に帰って来てから、ほとんど話す機会は無くなってしまったけど‥
こんな重要な話くらい、して欲しかった・・



「美紀には辛いかも知れない‥
新島君は米国でずっと一緒だったから、別れは辛いだろう」


「・・ゆーさん・・」


「だが、新島君の能力だったら、早乙女邸に居る方が惜しいのだよ‥
一流料理人になれる可能性を秘めているのに、何時までも早乙女邸に止まるのは、能力を潰しているようなもの」


「・・それは・・」


紀永の言い分は分かる‥
ゆーさんだったら、日本でも有名な料理人にだってなれそう。


ただ‥話して欲しかっただけ・・



/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ